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クロスアーツのコンセプト

23年にも及ぶショップオーナーという立場に終止符を打とうと決めたきっかけは「アクアリウムが好きすぎた」から。

自分の生活が生き物の犠牲の上でしか成り立たないという事にいつも抵抗を感じてた。

例えばそれが「食べるため」であれば少しは納得できていたのかもしれないけど「楽しむため」というのはあまりにも勝手すぎだなって。

そんな事を考えているのは自分だけかと思っていたら世界の意識がどんどん変わってきて、今や「楽しむため」どころか「食べるため」でさえ命を殺める行為が問題視されつつある。

でもそれは外の世界での話で、相変わらずこの国では人間様が一番偉くて、その他の生き物は人間様に食われ、楽しませるために存在してるっぽい。

今のところアクアリウムは資源を消費せずには存在できない文化。いや、そもそもそんなモノを「文化」と呼んで良いのかも分からないけど。

そんなモヤモヤを抱えていた時に、別のアクシデントが重なって一気にハジけちゃったみたいで…嫌なこと、全部辞めちゃおう!って。そしてアクアリウムを「世界を蝕む文化」から「命を育む文化」に変えてみようと。

人々が水槽を見る度に「この水槽のおかげで自然が再生されているんだ」と思えるような未来に。

一人じゃできない事は山ほどあるけど、まずは一人じゃなきゃ出来ない事から始めよう。どうしても命や資源を糧にしてしまうショップは一旦終わり。目を背けてきた現実に気付いてもらうアクアリウムアート制作、今までの犠牲を少しでも賄うための植林活動、それらを全てクリアできたらまた次のコンセプトが書き足されてゆく。

それが「アクアリウムが好きすぎた」人間の末路ってヤツかな?

ヒトもサカナも幸せになれるアクアリウムを。
CROSS ARTS PROJECT
相馬久人


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